パリのトイレ問題

日本では、JRや地下鉄の駅、コンビニ、デパートの中など街のいたるところに無料で使えるトイレがあります。

もし、突然トイレに行きたくなったとしても、簡単に見つけることができるでしょう。日本人ならごく当たり前の感覚です。

パリでは残念ながら街でトイレを見つけるのは簡単なことではありません。地下鉄の駅にもトイレはありませんし、コンビニもありません。そのため、もしパリで突然トイレに行きたくなった場合とても困ることになります。

パリジャンはトイレ問題、どうしているのか?

パリジャンは、街でトイレの問題に悩まされないために、自宅や職場、カフェやレストランなど、落ち着いてトイレが使える環境から離れる時には、必ずトイレに入ってから外へ出ます。

これはパリジャンの習慣です。トイレの問題は大きな懸念事項ですし、外出先で不快な想いをしたくはないですからね。街を歩いていると、犬の尿の後を目にすることも多くありますが、犬のものだけではありません。我慢できなかった人が道端でしている時もあります。

公衆トイレはあるのか?

これはパラドックスなのですが、パリは世界でも3番目に観光客が多い街です。それなのに、公衆トイレについては発達しておらず必要最低限のみ設置されています。

ここ数年の改善状況

2016年の7月、24時間無料で使用できるトイレがたったの20基しかパリにはありませんでした。この問題を解決するために、パリ市は、400基の公衆トイレを設置することを決定しました.

人々はトイレに行くのを待つ

パリの公衆トイレはどんなトイレ?

街へ出れば、すぐにトイレだと分かるデザインで、特にパリの観光地の近くで多く設置されていて、観光客にとってはとても便利です。パリジャンは前述したように、外出時にはトイレを済ませて出かけることが多いので、あまり公衆トイレを使う人は見かけません。

マイナスのポイント

観光地の近くに設置されたトイレは、多くの観光客が利用するため行列になっていることも珍しくありません。30分待ち、ということもざらにあります。それから、清潔でないトイレもたくさんあります。これはエッフェル塔の近くで撮影した写真ですが、いかに汚れているかが分かるでしょう。これでは、緊急だとしてもここで用を足すのは躊躇してしまいます。

パリの汚いトイレ

パリのトイレビジネス

これだけ公衆トイレが少ないと、一般の会社やお店が有料でトイレを貸し出すのも理解できます。一般的には0.70 €から 2 €程度で、シャンゼリゼ通りやチュイルリー庭園、主要駅などにあります。有料なだけにこれらのトイレは1日に何度か清掃されており、清潔です。欠点は有料ということでしょうか。清潔なトイレを使うのに有料というのは残念です。

パリ市の新しい発明 男性用小便器

2018年にパリ市は、男性用小便器を通りに設置しました。しかし、この施策はパリジャンや観光客から批判の声が上がっています。第一に、モラルの問題。道端で用を足している男性を目にするのは、あまり心地いいものではありません。特に子供と一緒にいる時などは目にしたくありませんよね。さらに匂いの問題もあります。最後に、赤い箱がパリの景観を乱すという問題が挙げられています。

今年、状況は少しづつ改善されているものの、いまだにパリのトイレの問題は多く残っています。なので、パリを訪れる際には、パリでトイレを見つけるのは簡単ではないとたまに入れておいてください。

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